令和4年9月20日、令和4年度愛知県地価調査結果が発表されました。
地価調査は都道府県が主体となり、毎年7月1日時点の地価(土地の価格)を公表しています。国土交通省が毎年1月1日時点の地価を発表する「地価公示」と合わせて、一般の土地取引価格の指標となっています。
本年の愛知県地価調査の特徴は以下のとおりでした。
令和3年7月以降の一年間の県の地価は、住宅地、商業地とも2年連続で上昇し、それぞれ上昇幅は拡大した。
(1)平均変動率をみると、住宅地は1.5%(昨年0.2%)の上昇、商業地は2.3%(昨年1.0%)の上昇となり、それぞれ上昇幅は拡大した。
(2)上昇、横ばい、下落地点数の割合をみると、住宅地では上昇地点数が68.3%(昨年34.2%)を占め、横ばい地点数が15.2%(昨年35.8%)、下落地点数が16.5%(昨年30.0%)となった。
また、商業地では上昇地点数が75.7%(昨年33.7%)を占め、横ばい地点数が11.8%(昨年37.5%)、下落地点数が12.5%(昨年28.8%)となった。
引用:愛知県地価情報(愛知県土地計画課)
もともと愛知県は東京や大阪と比較し、インバウンドによる影響が相対的に小さかったことに加えて、コロナによるステイホームによる住宅需要が堅調でした。
また、特に名古屋都心部では分譲マンションの販売価格が高騰しており、マンション用地需要も旺盛なことから商業地の地価も堅調でした。
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